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急な体重減少|西早稲田ライフケアクリニック|新宿区高田馬場の糖尿病内科・内科

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急な体重減少

急な体重減少|西早稲田ライフケアクリニック|新宿区高田馬場の糖尿病内科・内科

体重減少

「最近、ダイエットもしていないのに体重が減ってきた」と感じていませんか?
もし、特別な理由もなく痩せてきているなら、それは体からの異変を知らせるサインかもしれません。
特に、糖尿病が関係している可能性もあり、注意が必要なサインの一つです。

食事をしっかり摂っているにもかかわらず、体重が減少している場合、体内でエネルギーが正常に利用できていない可能性があります。
以下では、糖尿病と体重減少の関係や、その仕組み、糖尿病以外に考えられる病気について解説します。

ぜひご自身の健康維持にお役立てください。

※なお、糖尿病のすべての方に体重減少が起こるわけではありません。
特に2型糖尿病では、初期には体重が増える方も多く、体重減少は血糖値がかなり高くなってから現れることもあります。

糖尿病で体重が減少する3つの理由

糖尿病で体重が減少する主な原因は、以下の3つが挙げられます。

  1. インスリンの作用不足でブドウ糖をエネルギーにできていない

    糖尿病が進行すると、インスリンの働きが悪くなります。インスリンは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギーとして利用させるための重要な物質です。
    インスリンの作用が不十分なため、食事で摂取した糖分が細胞に取り込まれず、血液中に溢れてしまいます。
    その結果、細胞でエネルギー源が枯渇し、体重減少につながります。

  2. エネルギー不足を補うために筋肉や脂肪が分解されている

    細胞がエネルギー源としてブドウ糖を利用できないため、体は生命活動を維持しようとします。
    その結果、代替エネルギーとして自らの筋肉や脂肪を分解し始めます。
    この状態は体が飢餓状態に陥っているのと同じであり、筋肉量が減ることで体重も減少していきます。

  3. 尿から糖分が排出され、摂取カロリーが失われている

    インスリンの働きが悪くなってしまった結果、エネルギーとして利用できない糖が血液中に増えすぎると、腎臓はそれを尿として体外に排出しようと働きます。
    本来エネルギーになるはずだった糖が、吸収されずに排出されてしまうため、たくさん食べていてもカロリー不足に陥ってしまうのです。
    摂取したカロリーが体内で活かされずに失われることも、体重減少の大きな原因です。

急な体重減少の糖尿病以外の原因

意図しない急な体重減少は、糖尿病以外にも注意が必要な病気が隠れていることがあります。
以下の4つの原因も考慮すべきです。

  1. 代謝が異常に活発になる甲状腺の病気

    甲状腺ホルモンが過剰に分泌される「甲状腺機能亢進症」などでは、全身の代謝が異常に活発になります。
    安静時でも体が大量にエネルギーを消費するため、食事量が増えても体重が減少する場合があります。

  2. 栄養の吸収を妨げる消化器の病気

    胃潰瘍や慢性的な下痢、吸収不良症候群などの消化器系の病気があると、食事から十分な栄養素を体内に取り込めなくなります。
    食べたものがうまく吸収されずに体の外に出てしまうため、結果的に痩せてしまいます。

  3. 体の栄養を消費してしまう悪性腫瘍

    がん細胞は増殖するために非常に多くのエネルギーを必要とします。
    体が本来使うべき栄養素ががん細胞に奪われるため、食欲があっても体重が減っていくことがあります。

  4. 食欲の低下を招く精神的なストレスや病気

    うつ病や摂食障害などになると、食欲そのものが低下してしまうため、体重減少につながる場合があります。
    摂取カロリーが大幅に減り、体重が落ちてしまうケースも少なくありません。

体重減少以外に注意すべき糖尿病の典型的な症状

急な体重減少に加え、以下の症状に当てはまるようでしたら、糖尿病の可能性がさらに高くなります。
これらに当てはまる方はすぐに専門医にご相談ください。

  • 口渇(口の渇き)
    高血糖の状態が続くと、血液中の糖分濃度が高くなります。体はこの糖分濃度を薄めようと水分を求め、強い喉の渇きを感じるようになります。どれだけ水分を摂っても口の渇きが解消されないと感じたら要注意です。
  • 多飲(水分を多く摂る)
    口渇によって水分を頻繁に欲し、結果的に飲む量が増えてしまう状態です。特に、甘いジュースや清涼飲料水を多量に摂ってしまうと、さらに血糖値が上がり、悪循環に陥りやすいです。
  • 多尿(尿の回数や量が増える)
    血液中の過剰な糖分を体外へ排出するために腎臓は、水分と一緒に尿として排出しようと働きます。そのため、尿の回数や一回の量が増え、夜間にトイレに起きる回数が増えることもあります。
  • 疲れやすい
    細胞がブドウ糖をエネルギーとして利用できないため、体はエネルギー不足の状態になります。その結果、十分に休んでも疲れが取れず、全身のだるさや倦怠感を強く感じるようになります。エネルギー不足からくるこの疲労感も、糖尿病の典型的なサインです。

糖尿病の進行を抑えるための治療法

糖尿病の進行を抑え、血糖値をコントロールするための治療法は、主に以下の3つです。

食事療法

適切なカロリー摂取と栄養バランスを考えた食事が基本です。医師や管理栄養士の指導のもと、自分に必要なエネルギー量を把握し、規則正しく食事を摂ることが大切です。

運動療法

運動によってブドウ糖が細胞に取り込まれやすくなり、血糖値が下がる効果が期待できます。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を、無理のない範囲で継続し、インスリンが効きやすい体質を作ります。

薬物療法

食事療法や運動療法で血糖コントロールが不十分な場合、薬物療法が行われます。飲み薬やインスリン注射によって、血糖値を直接的にコントロールが可能です。

急な体重減少を感じたら当院へご相談下さい

意図しない体重減少は、糖尿病の可能性が疑われます。
自身で異変に気づいたら、自己判断せず速やかに医療機関を受診してください。
その体重減少は、体からの大切なサインである可能性があります。

放置せずに必ず医師に相談しましょう。