喉が渇く(口渇)|西早稲田ライフケアクリニック|新宿区高田馬場の糖尿病内科・内科

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喉が渇く(口渇)

喉が渇く(口渇)|西早稲田ライフケアクリニック|新宿区高田馬場の糖尿病内科・内科

喉が渇く (口渇)

喉の渇きを強く感じることはありませんか?

  • 運動していないのにすぐ喉が渇く
  • 水分をたくさん飲んでも渇きが治まらない
  • 周りから「水をよく飲むね」と言われる
  • 以前より明らかに飲む量が増えた

このような場合、体が何らかの異常を知らせている可能性があります。
代表的な原因としては、糖尿病・甲状腺機能亢進症・腎臓病などが挙げられます。

一日に必要な水分量とは

一般的に、成人が1日に必要とする水分量は約2.5Lです。
その内訳は、

  • 食事に含まれる水分:約1.0L
  • 体内でつくられる水:約0.3L
  • 飲み物から摂る水分:約1.0〜1.2L

が目安です。

※ただし、体格・季節・運動量・持病などにより必要量は変わります。
「汗もかいていないのに2〜3L以上飲んでしまう場合」は、原因を確認した方がよいことがあります。

喉が渇くのは糖尿病のサイン?

「喉が渇く」は糖尿病で比較的よくみられる症状です。
糖尿病では血糖値が高くなり、腎臓が余分な糖を尿と一緒に排出しようとします。
このとき水分も大量に失われ、身体が脱水気味になるため、さらに強い喉の渇きを感じるようになります。

  • 尿糖が出始める血糖値の目安:約160〜180mg/dL(個人差あり150〜200mg/dL)
  • 血糖値が250mg/dL以上では、より症状が目立ちやすい

糖尿病で見られやすい他の症状

  • 尿量が増える
  • 疲れやすい、だるい
  • 食べているのに痩せてくる
  • 手足のしびれ
  • 尿の泡立ち(ただし、泡立つ原因は他にもあります)

当てはまる項目が多い場合は、早めの検査がおすすめです。

糖尿病以外で喉が渇く病気

喉の渇きは糖尿病以外でも起こります。

シェーグレン症候群

自己免疫により唾液腺の働きが低下し、口の乾燥(ドライマウス)を強く感じます。

慢性腎臓病

腎臓の働きが低下すると、水分の調整がうまくできず、喉の渇きを感じることがあります。

甲状腺機能亢進症
(バセドウ病)

代謝が亢進し、発汗や多尿が増えることで脱水につながります。

高カルシウム血症

血中カルシウムが高くなると尿が増え、脱水を起こしやすくなります。

喉が渇く時の対処法

  1. 水分補給

    飲み物として摂る量は「約1〜1.2L」が標準的です。
    一度に大量ではなく、こまめに摂ることが大切です。
    脱水が疑われる場合は経口補水液も有効です。

  2. 甘い飲み物に注意

    ジュースやスポーツ飲料は血糖値を急に上げ、逆に喉の渇きを悪化させる場合があります。

  3. 常温の飲み物を

    冷たいものを大量に飲むと胃腸に負担がかかります。
    常温〜やや温かい飲み物が吸収されやすくおすすめです。

  4. 塩分の摂りすぎに注意

    塩分は喉の渇きを促すため、外食・スナック菓子などは控えめに。

  5. アルコールは水分補給にならない

    利尿作用で脱水しやすいため、お酒を飲むときは水もセットで摂りましょう。

喉の渇きが続くときは

喉が渇く原因は様々で、病気の初期症状であることも珍しくありません。
症状が数日以上続く場合、または飲水量が急に増えた場合は、早めの受診をおすすめします。