頭痛|西早稲田ライフケアクリニック|新宿区高田馬場の糖尿病内科・内科

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頭痛

頭痛|西早稲田ライフケアクリニック|新宿区高田馬場の糖尿病内科・内科

頭痛

日常的に頭痛に悩まされ、「いつものことだから」と諦めて市販の鎮痛薬でやり過ごしていませんか?
日本人の約3人に1人が何らかの頭痛を抱えていると言われており、頭痛は現代社会において非常に身近な症状です。
しかし、頭痛の中には、適切な対処を行わないと悪化するものや、命に関わる重大な病気のサインであるものも存在します。

本記事では、頭痛の根本的な原因、タイプ別の正しい対策と予防法、そして気になる疑問について解説します。
新宿区・西早稲田や高田馬場周辺で頭痛にお悩みの方、市販薬が手放せない方は、ぜひ最後までお読みください。

頭痛の原因とメカニズム

頭痛が起こる基本的なメカニズムは、頭の内外の血管や頭につながる神経が圧迫や炎症などの刺激を受けたり、頭・首・肩の筋肉が過度に緊張して伸び縮みしたりすることで、それぞれの部位にある痛みのセンサーが反応して脳に痛みを伝えることにあります。

頭痛はその発生原因によって、大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2つに分類されます。

①見逃すと危険な「二次性頭痛」

二次性頭痛とは、脳や身体に何らかの明確な原因病変があり、その症状の一つとして引き起こされる頭痛を指します。
特に見逃すと命の危険に関わる、あるいは深刻な後遺症を残す可能性がある病気として、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、脳梗塞、髄膜炎などが挙げられます。
また、副鼻腔炎(ちくのう症)やうつ病などの精神疾患が原因で頭痛が起こることもあります。
これらは原因となる根本的な病気の治療が最優先されます。

②日常的に慢性化しやすい「一次性頭痛」

検査をしても脳などに異常が見つからず、繰り返し起こる頭痛を「一次性頭痛(慢性頭痛)」と呼びます。一般的に「頭痛もち」と言われる方の多くがこれに該当します。
一次性頭痛には主に「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛(三叉神経・自律神経性頭痛)」の3つのタイプがあり、それぞれ原因や痛みのメカニズムが大きく異なります。

  1. 片頭痛

    片頭痛は、頭の片側(または両側)が脈打つように「ズキズキ」「ガンガン」と痛むのが特徴です。
    20代〜40代の女性に多く見られ、月経周期に伴って発症することも少なくありません。
    発作時には吐き気や嘔吐を伴うことが多く、光や音、匂いに非常に敏感になります。
    痛みは4時間から長ければ3日間(72時間)ほど持続し、身体を動かしたり入浴したりすると痛みが悪化するため、日常生活に大きな支障をきたします。
    明確な原因は解明されていませんが、誘因としては、ストレス、疲労、寝不足または寝過ぎ、空腹、アルコール(特に赤ワイン)の摂取、人ごみ、天候や気圧の変化などが挙げられます。

  2. 緊張型頭痛(筋肉収縮性頭痛)

    一次性頭痛の中で最も頻度が高いのが緊張型頭痛です。
    後頭部からこめかみ、額にかけて、頭全体が「ジワジワ」「ギューッ」と締め付けられるような重い痛みが続きます。
    片頭痛のように吐き気がしたり、光や音に過敏になったりすることはなく、身体を動かしても悪化しないのが特徴です。
    主な原因は、デスクワークやスマートフォンの長時間使用によるうつむき姿勢、運動不足、眼精疲労などによって、首や肩、頭の筋肉が持続的に収縮し、血行が悪くなることにあります。
    また、精神的なストレスや環境の変化が引き金となって自律神経が乱れ、痛みに敏感になることも関係していると考えられています。

  3. 群発頭痛(三叉神経・自律神経性頭痛)

    群発頭痛は、片側の目の奥からこめかみあたりにかけて、「目の奥をえぐられるような」と表現されるほどの激しい激痛が走る極めて重度の頭痛です。
    一度発作が起こると、1〜3ヶ月ほどの期間(群発期)、毎日ほぼ同じ時間帯(夜間や睡眠中が多い)に1回1〜2時間ほど激痛が繰り返されます。
    痛む側の目が充血する、涙が出る、鼻水が出るといった自律神経症状を伴うのが特徴です。
    20代〜40代の男性に比較的多く見られます。

③更年期、熱中症、二日酔い、睡眠不足、高血圧、感染症などによるその他の頭痛

閉経前後の女性における「更年期障害」の症状としても頭痛は多く見られます。
これは女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少と、それに伴う精神的ストレスが血管のコントロールを乱すためと考えられています。
また、夏の時期や高温多湿の環境下での「熱中症」による頭痛は身体の脱水や体温上昇が原因となります。
アルコールの過剰摂取による「二日酔い」の頭痛は、アセトアルデヒドによる血管拡張や脱水が原因となります。
睡眠不足や睡眠時無呼吸症候群でも頭痛が起こります。
急激な血圧上昇で頭痛が起こることがあります。
風邪やインフルエンザなどでも頭痛はよくみられます。

頭痛の対策と正しい対処法

頭痛が起きたとき、ただ我慢したり、間違ったセルフケアを行ったりすると、症状をさらに悪化させてしまうことがあります。
まずは「すぐに病院へ行くべき危険なサイン」を見極め、それぞれの頭痛のタイプに応じた適切な行動をとりましょう。

すぐに医療機関を受診すべき「危険な頭痛」の基準

以下のような症状が見られる場合は、重篤な脳疾患(二次性頭痛)の可能性が極めて高いため、我慢せず、ただちに急病診療所、場合によっては救急車を呼ぶなどして医療機関を受診してください。

  • これまで経験したことがないような、バットで殴られたような激しい突発的な痛み
  • 突然痛み出し、時間の経過とともにどんどん痛みが強くなる
  • 頭痛だけでなく、高熱、うなじの硬直(首が曲がらない)、発疹を伴う
  • めまい、吐き気・嘔吐、意識が朦朧とする、ろれつが回らない
  • 手足のしびれ、麻痺、力の入りにくさ、目の見えにくさ(二重に見えるなど)を伴う
  • 50歳以上で初めて経験する頭痛

【タイプ別】頭痛が起きたときの緊急応急処置

片頭痛のときは「冷やす・静かな暗い場所で休む」

片頭痛は血管が拡張して周囲に炎症が起きている状態です。
そのため、痛む部位(こめかみや痛む側の目の周囲など)を氷のうや冷却シートで冷やすことで、血管を収縮させて痛みを和らげることができます。
また、光や音、身体を動かす刺激で悪化するため、テレビやスマートフォンを消し、カーテンを閉めた静かな暗い部屋で横になって休みましょう。
カフェインには血管を収縮させる作用があるため、コーヒーや緑茶を適量飲むのも効果的ですが、飲みすぎは逆効果になるので注意してください。
なお、入浴、マッサージ、ストレッチなどは血管をさらに拡張させて激痛を招くため、片頭痛の発作時は絶対に避けてください。

緊張型頭痛のときは「温める・ストレッチ・リラックス」

緊張型頭痛は筋肉の過度な緊張と血流の悪化が原因です。
片頭痛とは異なり、首の後ろや肩の周りを蒸しタオルやシャワー、入浴などでしっかりと温めることが効果的です。
血行が良くなることで、筋肉内に溜まった痛みの物質が流れ出し、締め付けられるような痛みが軽減します。
また、首や肩をゆっくり回すストレッチを行ったり、マッサージを受けたりして筋肉のコリをほぐすことも有効です。
デスクワークの合間に席を立ち、深呼吸をして心身をリラックスさせましょう。

群発頭痛のときは「医療機関での専門的な治療」

群発頭痛の激痛は、市販の鎮痛薬ではほとんど効果がありません。
群発期には絶対に飲酒を避け、速やかに専門医を受診してください。
医療機関では、医療用純酸素の吸入療法や、トリプタン製剤の自己注射、専門的な予防薬の処方など、強力で即効性のある治療を行う必要があり、専門医の受診が望ましいです。

日頃からできる頭痛の予防法

慢性頭痛の多くは、日頃の生活習慣の乱れやストレスの蓄積、環境の刺激が積み重なって発症します。
そのため、自分自身の頭痛のパターンを知り、先手を打って予防に努めることで、発作の頻度や痛みの強さを大幅に減らすことが可能です。

①規則正しい生活習慣の確立

睡眠不足は自律神経を乱し頭痛の引き金になりますが、実は「寝過ぎ(休日の寝だめなど)」も片頭痛を誘発します。
寝過ぎることで副交感神経が優位になり、脳の血管が拡張してしまうためです。
平日・休日を問わず、同じ時間に起床・就寝する規則正しい睡眠リズムを心がけましょう。
また、空腹状態が長引くと血糖値が下がり、これを補うために血管が拡張して片頭痛が起こりやすくなります。
3食バランスよく食事を摂ることが大切です。
特に片頭痛持ちの方は、血管に影響を与える成分(チラミンやカフェインなど)を含む飲食物の過剰摂取を避け、栄養バランスを見直しましょう。

②パソコン・スマートフォンとの上手な付き合い方

デスクワークでパソコンを凝視し続けたり、スマートフォンをうつむき姿勢で操作し続けたりすると、首の後ろから背中にかけての筋肉(僧帽筋など)に何キログラムもの負荷がかかり、緊張型頭痛へ直結します。
以下のポイントを意識して生活に取り入れましょう。

  • 1時間に1回は必ず席を立ち、首や肩をゆっくりと回すストレッチを行う
  • ディスプレイの高さを目の直線上に合わせ、うつむき姿勢にならないように調節する
  • ブルーライトカット眼鏡を活用し、眼精疲労を軽減する
  • 夜間はスマートフォンの使用を控え、脳を緊張状態からリラックス状態へと導く

③気圧や天候の変化(低気圧・天気痛)への備え

「雨が降る前や台風が近づくと頭が痛くなる」という方は多く存在します。
これは、気圧の急激な低下を内耳(耳の奥のセンサー)が感知し、自律神経のバランスが崩れて交感神経が過剰に興奮し、血管の収縮や神経の圧迫を引き起こすためです。
天候による頭痛が予測される場合は、事前に十分な睡眠をとって自律神経を整えておくほか、内耳の血行を良くする「耳マッサージ(両耳を軽く引っ張って上下左右に回す)」を行うことで予防につながります。
症状によっては漢方薬(五苓散など)が有効な場合があります。

頭痛に関するよくある質問(Q&A)

頭痛と一緒に吐き気がするのはなぜですか?

主に「片頭痛」の特徴的な症状です。

脳の神経が刺激されることで自律神経が乱れ、胃腸の動きが低下して吐き気が起こります。ただし、「今までにない激痛+突然の嘔吐」はくも膜下出血など重い脳の病気のサインである可能性があるため、ただちに医療機関を受診してください。

毎日市販の頭痛薬を飲んでも大丈夫ですか?

毎日の服用は危険です。

鎮痛薬を月に10日以上使い続けると、脳が痛みに敏感になり、かえって頭痛の回数が増える「薬物乱用頭痛」を引き起こします。
薬が効かなくなってきたと感じたら、飲むのを止めて一度医療機関に相談しましょう。

雨や台風の前に頭が痛くなるのは気のせいですか?

気のせいではありません。

気圧の低下を耳の奥のセンサー(内耳)が感知し、自律神経が乱れることで起こる「天気痛(気象病)」です。
日頃から十分に睡眠をとって自律神経を整えるほか、医療機関で「五苓散(ごれいさん)」などの漢方薬を処方してもらうのも有効な対策です。

妊娠中や子どもが市販の頭痛薬を飲んでもいいですか?

自己判断での服用は避け、必ず医師や薬剤師に相談してください。

ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの成分は、妊娠中の赤ちゃんへの影響や、15歳未満の小児(子ども)への使用制限・禁忌があります。
比較的安全とされるアセトアミノフェンなど、適切な薬を選ぶためにも受診が安心です。

当院で行う頭痛診療

当院では

  • 問診
  • 神経学的診察
  • 血液検査

を行い、必要に応じてMRI・CTが可能な医療機関へ迅速にご紹介いたします。

片頭痛や緊張型頭痛だけでなく、高血圧や睡眠時無呼吸症候群など内科疾患が原因となる頭痛についても診療しています。